ネットデイで校内LAN
横浜市では、校内LANをネットデイ方式で整備しました。
6.必要な機材・部材を準備します(基本的な例です)
UTPケーブル(LANケーブル)CAT5e以上推奨
・コネクタ作業を容易にするため芯の導線のしっかりしたケーブルを選びます。芯線は単線の導線を選びます。コネクタと合わせます。
・設置場所やHUB間で予想外に必要になりますので、予定の延長距離より余分に準備しておきます。
・作業の効率化のため作業グループごとに100mずつ準備します。
・配線系統識別のために、被膜の色を分けておく方法もあります。
・UTPケーブルの皮膜むきには、外皮むき工具が便利です。
コネクタ(RJ45-CAT5e以上推奨)
・圧着すると再利用できないため、歩留まり50%を予想して必要数の倍は容易しておきます。芯線が単線用のものを選びます。
PF管16o 管サドル コンクリートねじ
・PF管は屋外を配線するときに用いるフレキシブルな保護管です。
( CD管と紹介していましたが、PF管の方が耐火性、耐候性があるので改めて紹介します。)
金属管16o 管サドル 継ぎ手 コンクリートねじ
・スチール管は屋外を配線するときに用いる保護管です。
専用の折り曲げ工具が必要です。(耐候性はありますが加工に技術が必要です。)
ケーブルタイ
・配線の両端につけ接続先を記入しておきます。
100BASE-TXスィッチングHUB
・電源一体タイプの方が設置しやすい。ポート数や分岐箇所に応じて必要分用意します。ポートに余裕を持たせ、予備機もあるとよいでしょう。
メンテナンスを考えて設置場所を決めます。
V-LAN機能付きスィッチングHUB(必要に応じて使用します。)
・マルチプルV-LAN機能を用いて学習用ネットワークをさらに切り分ける場合にもちいます。原則として職員室に設置します。
・光回線接続時に整備されるブロードバンドルータは、学習用、教職員用のネットワークにあらかじめ分離されています。
カシメ工具(RJ45コネクタ用)
・配線にRJ45コネクタを固定する専用工具です。複数用意した方が作業効率がよいでしょう。貸し出し用に情報教育課で20用意してあります。
モール(配線カバー)・モールカッター
・モールは露出したケーブルを覆う場合に用います。
・モールカッターはモールの切断加工に使います。
情報コンセントボックスまたはローゼット
・壁などに設置しLANケーブルを接続します。
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7.一般的な道具・工具の例です(他所からお借りすることもあります)
脚立
・高所の作業に必要(作業箇所に2台必要な場合もあります。)
電動ドライバードリル
・穴あけの他、ドライバーのビットがあれば、ねじの作業にも役立ちます。
振動ドリル
・コンクリートへの穴あけに役立ちます。
電工ドラム
・電動工具の電源として役立ちます。
懐中電灯
・天井裏等の作業に役立ちます。
釣り竿
・天井裏の配線に利用します。
電気掃除機
・ほこりや削りくずなどが出るので、作業後の清掃に必要です。
防塵めがね
・天井に向かって作業する場合必要です。
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8.貸し出し用工具一覧(学校を通じて指導企画課・視聴覚センターへ依頼045−671−3734)
ケーブルテスター
・ケーブル両端のコネクタに接続して導通をテストします。(20セット)
デジタルケーブルアナライザー
・ケーブル敷設後ケーブルの品質(伝送できる帯域)を確認します。他に、ケーブルの断線、短絡等トラブルの原因も診断できます。(10セット)
リンクランナーキット
・ケーブル敷設後の導通、ping、配線の特定、トラブル診断などに使用します。(10セット)
カシメ工具(RJ45コネクタ用)
・配線にRJ45コネクタを固定する専用工具です。(20セット)
ケーブルメッセンジャー(30m)
・配管内などに事前に通してケーブルを引き込みます。(20セット)
ケーブルキャッチャー(5m、6m)
・天井裏などまっすぐケーブルを引き込む時に使用します。(20セット)
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