6月18日~21日にICCDPP(International Center for Career Development and Public Policy)というキャリア教育国際会議が韓国のソウルで開催され、筑波大学の藤田晃之教授を筆頭に4人で「チーム日本」を組んで現地入りしました。招聘された国は22か国。EUやアメリカを中心に、南米やアフリカ、アジアの国の教育省・厚生労働省・経産省の人たち、そしてOECDなどの国際機関が集結。ほぼ丸々3日間、朝から晩まで英語で話し合います。

 

話の中心は、2030年にはAI(人工知能)、ロボット、自動運転、3Dプリント、ナノテクノロジーなどが当たり前になる時代、人々は何を幸せと感じ、どのように働き、人生を送るのが望ましいのか、またその変化をどのように捉えていくのか?どんなスキルや知識が必要になるのか?個人のキャリア構築の方法や、職場などの組織・国が行うことなどを、働き方・

教育・福祉に渡って各国がどんな取り組みを行っているのか情報共有し次の手を考えていきます。

 

よくわかったことは、どの国もどの地域も、それぞれに解決扱うのは一見難しそうな課題がありますが、それぞれが頑張っているという事です。例えば、教育や福祉先進国と言われるフィンランドやノルウェーの人と話したら、確かに国として大改革を繰り返してそれぞれその都度ある程度納得できる結果がついてきますが、EUからある一定の割り振りで移民を受け入れているため、言葉・文化・習慣等の教育面や、職業教育の雇用面でかなりの支えが必要になります。また、南アフリカなどでは24%もの失業率で特に若者のやる気がなくなっている、ということ、等々。そして、アメリカやイギリス(日本や韓国などもそうでしょう)は教育インフレーション(大学卒が増え、以前は給与が高くなっていたが、今や大学を出ても給与がさほど良くならないという現象)なども問題になっています。そんな中日本は急激に高齢社会となり人口が減ってくるという世界の中でも由々しき問題が横たわっています。このようにカ国悩みは尽きませんし、予算も限られた中ですが、みんな本当によく頑張っています。今回も参加した国際機関OECDのスローガンは「Better choice, better life.」。

 

大事なことは、こういった世の中の大変化に恐怖感を抱くことなく変化を楽しむくらいの余裕がほしいなと思います。変化に即したスキルや知識も大事でしょうが、もっと大事なことは自分とはいったい誰か・・・自分の特徴や特性を知り、どのような職場だと挑戦できるのかという感じです。

 

今回、こういった国際会議に出たことを子どもたちや先生たちにフィードバックできるよう、また詳しくは学校便り等に書きたいと思います。