脇山先生は大変努力家で、夏休みに横浜市教育委員会の理科専門・田中保樹主任指導主事の教えも請い、「ジクソー法」という学び合いを中心としたアクティブラーニングの指導法をもとに、「動物の目のつくり」の授業を行いました。

 

まず、問題が配られます。「ツシマヤマネコとアクシスジカの目のつくりの違い」を、草食動物・肉食動物等様々な生活条件のヒントを3つ与えられ、それぞれの班員がそれぞれのヒントを班に持ち帰り、皆で話し合います。

3つのヒントをそれぞれに合体させ話し合うと、様々な気づきや学びになるという大変おもしろい授業スタイルでした。

 

生徒からは、「猫は夜活動するためまつ毛を長くする必要がない」「アクシスジカはインドに生息しており、日差しが強いので“ひさし”となるまつげが必要」「鹿は上から襲われることが少ないので視野を上に広げる必要はない」「瞳孔の形は、視野の形(広さ)と同じ」等、様々な意見が出ました。           

授業が終わった後、「授業前は、もっと塾等で教わったり予習などしてきて結論づけた答えが出てくると思ったら、自分が想定しない生徒たちからの意見が出てうれしかったです。さらに生徒が「考える」授業を目指して工夫します!」と脇山先生。

がんばれ!脇山先生!

 

↑脇山先生

 

↑エキスパート3つのヒントを与えられる

 

↑話し合い