2匹のヤギ -全校朝会よりー

 今日の全校朝会、「2匹のヤギ」の話をしました。深い谷にかかった狭い橋の上で出会ってしまった2匹のヤギ、無理やりすれ違おうとすれば体がぶつかり谷底に落ちてしまいます。戻ることもできません・・・。ヤギたちはどうするでしょう。

 この話には2つの結末があります。一つは、決して譲らず、角を突き合わせて押し合い、結果2匹とも谷底に落ちてしまうというもの。もう一つは、一方のヤギが寝転がり、相手に自分の上を踏ませて通してあげ、お互いに無事に橋を渡るというものです。

 このヤギたちのような状況、日常生活の中でもよくあることかと思います。ちょっとしたことで意見が対立したり、口喧嘩してしまったり・・・。そんなとき、私たちはどうするでしょう。自分の言い分を互いにぶつけ合って、共に谷底に落ちる、つまり、より激しい対立へと発展させていくのか、自分が踏み台になって相手を通してあげる、つまり、相手の言い分をしっかりと聞いて喧嘩をおさめるのか。

 相手に譲ること、がまんすること、自分が犠牲になることは、とても難しく、時につらいことでもあると思います。しかし、お互いの関係が上手くいくなら、考えてみる価値、やってみる価値はあるのかなぁと思います。

 お互いの言い分があり、おさまりがつかないといったことがあったら、「2匹のヤギ」のこと、思いだしてほしいと思います。