名瀬の伝説の場所紹介

名瀬小学校のまわりにはさまざまな名所があります。

 

精進場の雨乞い

今でも「精進場」と呼ばれて名瀬のみんなに親しまれている場所は,昔雨乞いの儀式をする場所でした。妙法寺の半鐘を名瀬川の中までかついで行って,半鐘に水をかけながらお経を読み上げると,必ず一週間以内には雨が降ったそうです。

 

カナボウヤト

カナボウヤトは漢字で「金房谷戸」と書きます。昔は「カナボウヤトの土には金が入っている。雨が降ると雨水に混じって砂金がでてくる。」と伝えられていました。そのずっと前には「金ケ谷戸」(カネガヤト)と言いました。上矢部地区には,カナホリヤトの地名も残っています。

 

白神社

白神社は名瀬の氏神様です。白神社で祭られている神様についてはいろいろな言い伝えがあります。お稲荷さんにお参りをした時に白狐を見たからという説と,神様が里人をいましめるために,白蛇に化身して現れて農地を荒らしたので,白神社をたてて祭ったという説があります。