小学校の入学前には幼稚園・保育園があり、小学校卒業後は中学校へ進学します。小学校の学習や生活は、単独で考えられるものではなく、こうした大きな流れの中に位置づけられます。

 

 幼稚園・保育園から小学校へ、小学校から中学校へ、円滑に子どもたちの意識をつなぎ、安心して登校できるように、幼・保・小・中学がそれぞれ密接に連絡を取り合い、関わり合って教育活動を行っています。

 

 その一環として、蒔田小学校に幼稚園・保育園の子どもたちを招き、交流する取組を行っています。

 

 

 12月には、杉山神社幼稚園の子どもたちを招き、1年生と交流をしました。

 木の実や落ち葉などを使って、遊ぶコーナーを作ったり、お店屋さんになったり、1年生が一生懸命に準備をし、接していました。

 

 思えば、1年前は自分たちが招かれる側だった子どもたちがしっかり成長したものだと、1年生の様子を見て感じました。お兄さん・お姉さんになった気分で接する1年生たち、大変そうだけど、少し得意げな様子も混じっていました。

 一緒に遊んだ幼稚園児たちが、来年度はまた1年生となって、次の園児のために準備をすることになります。「去年、自分たちがやってもらって楽しかったから」そんな1年生の思いが、つながりを生んでいます。

 

 平成28年度もあと3か月。幼稚園・保育園からスムーズに小学校の生活に移れるよう、様々な準備や取組をしています。