6年生ありがとう集会

 まだまだ、寒さが残る二月の最終日。アリーナには、元気に満ち溢れた雰囲気が、漂っていました。6年生ありがとう集会は、数年ぶりの全校開催となりました。
 入学したころは、あんなに小さかった背中も今では、立派に大きくなりました。各学年から6年生へ感謝の気持ちを伝えられ、一人ひとり6年間の成長を感じられたと思います。6年生が在校生に送った歌は、とても立派で在校生だけでなく、教員の心をも動かすものでした。それだけ、気持ちを込めて歌う歌には、卒業に向けての一歩をかみしめている児童が、増えているからかなと思います。
 いよいよ、卒業証書授与式がちかづいてきました。立派で華やかな晴れ姿が見られることを楽しみにしています。

1/30 書き初め

 温かい室内が恋しくなるような寒さの中、冬休み明けの子どもたちは、元気に登校しました。冬休みが明け、残り3か月に向けて学校生活が始まりました。
 書写の学習の一環で、書き初めをしました。琴の音色が鳴り響く、落ち着いた雰囲気の中、それぞれの将来に思いを馳せながら、力強く筆を走らせました。
 6年間の登校日約1200日の内、40日ほど残し、学校生活も残り1/30になりました。1/30段目から一歩ずつ、中学校に向けて書き初めの文字のように力強く、歩みを進めていきます。残り3か月弱の子どもたちの成長とこれからの人生に期待が膨らみます。

「先人の知恵をつなぐ、チャレンジ学習祭」

 小学校生活最後のチャレンジ学習祭として、今まで総合的な学習の時間で学んできたことを発表しました。子どもたちは、6年生の黒須田トライタイムのテーマである「先人の知恵・伝統学びをつなぎ、伝えていく 私たちの生きる道」を基に地域の人やモノと関わり合いながら学びを進めてきました。
 各クラス、国語の「今、私は、ぼくは」の学習の一環で、発表の仕方やスピーチの方法を工夫してきました。
 当日は、自分が学んできたことやこれからしていきたいことについて、自信をもって伝えることができました。今後の黒トラの学習では、卒業に向けて、これまでの学習を生かして、学びを進めていきます。子どもたちの今後の更なる成長に期待していきたいです。

 

小学校生活最後の校外学習

 いよいよ、小学校生活最後の校外学習でした。
 11月9日(木)は「心の劇場」鑑賞、11月13日(月)は東京見学に行きました。
 いずれも、目指すところは「自律行動」。
 校長先生から、「『大人』という字を空で書いてみてごらん。」とお話がありました。中学生に進学し、交通費も大人料金となる6年生。「大人は、一・人・人と書きます。一人でできる人。一人で居れる人。」一人で適切な判断と行動をとることが求められました。
 「心の劇場」では、県民ホールで「ジョン万次郎の夢」を鑑賞しました。子どもたちは、事前学習を通して、実在した人物だったこと、厳しい状況を前向きに乗り越えたことを感じ取りました。観劇後、劇団四季のプロの演劇に心を動かされたという子どもたちの素直な感想が溢れました。
 東京見学では、国会議事堂と科学技術館を見学しました。国会議事堂に入り、本物を観たり触れたりした経験、科学技術館で観たり体験したりしたことが多くありました。
 そして何よりも、いずれの校外学習でも目指していた「自律行動」、「時間に沿って行動すること」が、回を増すごとによりよくなっていきました。
 1年生から数えると、およそ1200日の小学校生活。残すところあと60日ほどとなりました。6年生として、今まで過ごしてきた日数を意味のあるものにして、残りの日々を過ごしていきます。

「サクラ咲く」

 10月21日土曜日、待ちに待った運動会でした。今年の運動会は、入場制限なしの大観衆が見守る中、大迫力のソーラン節と100m走に一生懸命取り組みました。
 4月初旬、「6年生は、黒須田小学校の大きな木の根っこの部分として、目に見えないところでも学校を支えていこう。そして、これからも各々がもつ力を開花させていこう。」という願いのもと掲げられた「サクラ咲く」の学年目標の気持ちを大切に、今回の運動会練習にも挑みました。
 練習は、とても過酷で体力づくりからじっくり粘り強く練習を続けてきました。最初は高かった腰の高さも低くなり、小さかった声も段々と大きくなり、静と動をはっきりさせた迫力のある踊りを目指して努力しました。
 当日は、緊張のあまり声が小さくなってしまうのではないかと少し心配していましたが、「そんな無駄な心配はするな!」と言わんばかりに、演技開始前の自信たっぷりな声出しに始まり、まさに「サクラ満開」の踊りを披露しました。
 11月には、校外学習が2つ控えており、最後の校外学習にもなっています。子どもたちの体調管理へのご協力よろしくお願いいたします。
 

横浜市歴史博物館 大塚・歳勝土遺跡 民家園見学

 「本物を見てみたい。」「実際に触ってみたい。」「大きさを体感したい。」
 社会科で縄文・弥生・古墳時代まで学習した子ども達は、このような思いをもって、9月6日(水)横浜市歴史博物館、大塚・歳勝土遺跡見学に行きました。
 大塚・歳勝土遺跡、民家園見学では、実際に復元された竪穴式住居に入ったり、高床式倉庫、民家園を見学したりしました。竪穴式住居見学では、暑さが厳しい中であったため、本来は住居に入ると涼しく感じるはずが、「外の方が涼しいかも…。」「冬は暖かく感じるのかな。」という声がちらほら。
 お昼時は天気が急変し、雨天のため急遽昼食場所や時間が変更されるなどがありましたが、さすが!子ども達は臨機応変に対応することができました。
 昼食後は、長縄大会を行いました。学年・学級みんなで楽しむ姿は、たいへん印象的でした。
 館内見学では、子ども達はクイズラリーや資料のスケッチ、感想の記入を時間いっぱい行いました。黙々と自律行動をする姿は、日光修学旅行時よりも更に多く見られました。
帰校後、校長先生からのお言葉では「博物館の人にとても褒められたよ。」との話が。館内見学で、熱心に学習する子ども達の姿に、学芸員さんが心を打たれたそうでした。
 「臨機応変」、「自律行動」、「みんなで楽しむ」、「熱心に学習すること」。
 4つの大きな収穫が得られた社会科見学となりました。次の「こころの劇場」、「東京見学」の6年生の姿に期待が膨らみます。

待ちに待った修学旅行

 「学を修める」、「思い出作り」、そして学年で考えたスローガン「たためあう(楽しもう、助け合おう、めりはりをつけよう、あいさつを忘れずにしよう、集団行動をしよう)」を掲げ、7月3~4日で、日光修学旅行に行きました。雨予報が出ていた中でしたが、両日とも雨に降られることなく、行程を進めることができました。
  子どもたちは、煌びやかな日光東照宮に見入っていたり、鳴龍の音の響きに感動したり、大自然の中を力強く踏破したりする姿が見られました。道中のバス車内や東照宮の見学では、一人ひとりが取り組んだ事前学習を活かして、各クラス・グループで発表をしました。宿では、対面での食事やふくべ細工を楽しむとともに、仲間と温泉で疲れを癒しました。
   時間が押していた中、子どもたちが互いに協力し合っててきぱきと行動したことにより、遅れていた時間を取り戻すことができ、子どもたちの判断力や協調性も見られた修学旅行でした。全員が元気で明るい顔をして帰ってこられたことに、教職員一同も安心しました。
 夏休み明けにも歴史博物館の見学、心の劇場、東京見学も控えています。今回の修学旅行を活かして、子どもたちも自分たちの力でよりよい校外学習にしていこうと考えているところです。
  

よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト

 国語科の「わたしたちにできること」の学習の一環で、よこはま子ども国際平和スピーチコンテストに向けた文章を考えました。SDGsの17個の視点と絡めながら、自分でできることは何かについて考えました。
 子どもたちは、いま世界で起きている問題点を自分ごととして捉え、問題に対して自分ができることは、どんなことがあるか考えました。また、それによってどんな効果が期待されるかについても考えていました。クラスや学年での選考会に挑む姿勢はとても真剣で、友達の発表にもしっかりと耳を傾けていました。
 6月27日には、アリーナ朝会で学校代表に選ばれた6年生の児童が、全校の前で発表し、その後の青葉公会堂での発表も自信をもって、発表することができました。それを応援する周りの子どもたちの応援もとても素敵で友達想いな様子が見られました。
 
 来週は、いよいよ修学旅行です。今まで5年間強で学んだことを生かし、学びを修められるように楽しみながら、思い出をつくっていきたいと思います。
   

最高学年の自覚 調理実習

 5月に入り、実行委員の活動が増えてきました。学年運営委員やなかよし活動、デザイン・イラスト、修学旅行、学年イベント…。休み時間での活動になりますが、任された仕事に責任をもって取り組んでいます。
 また、委員会活動でも、最高学年として日々見えるところでの活動や、周りに見られないところでの活動を積み上げている子ども達もおり、頼もしい姿が見られます。
 さて、家庭科の学習では調理実習を行いました。「おいしい朝食づくり」として、様々なメニューを作ることができました。「おいしくできた!」「野菜は苦手だけど頑張って食べた!」「家族や友人にも作りたい!」と、子ども達は満足そうに話していました。てきぱきと準備・調理・片付けが出来ていた姿はとても立派でした。ご家庭でも準備にご協力いただき、ありがとうございました。
  
 

いよいよ最高学年の6年生!「真のリーダー」として、活躍しています!

 4月13日(木)、1時間を使って学年集会を開きました。
 1年間の見通しをもつとともに、各担任や関わる先生方からの話を聴き、6年生としての思いが高まりました。
 また、各クラス道徳で「植物と学校」という学習をしました。6年生は、木で例えると花や幹、枝、そして根としての役割をもつことを学び、他人から見えていないところでの行いがしっかりとしていることで、学校全体がよりよくなるということを理解しました。学習を経て、子ども達は「自分の個性が生かせるリーダーになりたい。」「見えるところ、見えないところで自分の成長にもなるようにする。」「どんなことにも進んで取り組む。」と振り返り、学校を支えようとする気概を感じました。
 実は、4月6日(木)には6年生のみ登校し、入学式の前日準備を行っていました。これも、「真のリーダー」として見えないところでの頑張りが生かされた場面でした。
 
 17日(月)から1年生当番が始まり、25日には1年生を迎える会がありました。1年生に目線を合わせ、「一緒に行こう。」などと声をかけたりしながら共に歩く姿。「わーい!6年生だ!」「早く来てね!」と嬉しそうな笑顔を見せる1年生。「1年生可愛い!」「1年生のところ行きたい!」と、嬉しそうに口にする6年生。頼もしい姿をたくさん見ることができ、これからの成長が楽しみです。