3月23日(金)

 正門の桜が今年はもう花を開きました。平成29年度の修了式、離退任式が行われるこの日、明日への希望と別れの悲しみを薄紅の桜花が鮮やかに彩ります。

 離任式に先立って行われた修了式。この一年の成長の様子を振り返り、次年度への抱負が各自の心にくっきりと芽生えます。

 続いて行われた離退任式。多くの卒業生や保護者の方が体育館に駆けつけます。お別れの作文を読み上げ、花束を送る代表の子どもたち。子どもたちの手をとり「本当にありがとう。」「元気でがんばってね。」と応える離退任職員。どちらの目にもうっすら涙が浮かびます。

 全校で歌う校歌『森に捧ぐ』が体育館いっぱいに響きます。感謝の気持ちと離別の悲しみが心の中に膨らみます。

 そして、子どもたちが造る花道を通って離退任する職員が退場します。握手を求める大勢の子どもたち。大きな花束を抱えながら、笑顔でその手を握り返す離退任職員。

  感動に包まれながら、港南台第二小学校の平成29年度が幕を閉じました。