日本補助犬協会から 安杖さんと介助犬ダンテくんをお招きして補助犬についてお話をしていただきました。

補助犬は、その働きによって「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」に分けられます。盲導犬は日本でもお馴染みですが、介助犬や聴導犬はまだまだ知らない人が多く、一緒にお店に入ると「ペットはご連慮ください」と断られることもあるそうです。そのため、よりおおくのみなさんに知ってもらうために講演活動をしているそうです。

始めに、ビデオで、それぞれのお仕事の様子や訓練の様子を教えていただきました。ダンテ君は大型犬ですが、ビデオに出てきた聴導犬は小型犬でした。電話の着信や来訪者を、動き回ってユーザーに教えるので、小型犬が活躍しているそうです。

次に、デモンストレーションで、落とした鍵を拾って渡したり、携帯電話を取ってきたりする様子を見せていただきました。 また、代表児童による体験もありました。「LOOK!としっかりアイコンタクトを取ると、きちんと言うことをききますよ。」と教えていた通りに挑戦すると、きちんと欲しいものを持ってきてくれました。

   

   

 徐々に街中でも見られるようになっている介助犬。最後に安杖さんからのお願いがありました。

★ハーネスやマントをつけているときは、お仕事中のしるしです。声をかけたり、触ったりせずに温かく見守ってください。

★困っているユーザーがいたら、「何かお手伝いしましょうか」と声をかけてください。

一人一人がほんの少し、他の人のことも考えて、みんながより暮らしやすい街にしたいですね。