台風一過の9月21日、市民防災センターに見学に行き、体験ツアーにも参加してきました。

まずは、地震体験です。揺れを感じる前の余裕の姿ですが・・・正面のモニターに、家の中の様子が映し出され、だんだん揺れが激しくなり、震度に合わせて映像の中の本棚や冷蔵庫が倒れると、表情が一変・・・。「体が自由に動かせない」「暗くなったら余計怖くなった」と感想を述べ合っていました。

次は、消火器による消火体験と煙体験のコーナーです。みんなが万が一、火事を発見したら、近くにある消火器を上手に使って・・・は、NGです。大声で近くの人に知らせ安全な場所に避難します。自分の命は、自分で守ることが大切だと教えていただきました。また、煙に対する対処の仕方も体験しました。

家の中で被災した場合は、どうしたらよいかもバーチャル体験しました。災害は、地震や火事だけではありません。台風で土砂崩れがおき、家から出られなくなったら・・・

中の様子をモニターで見ている子たちは、「二階に避難だよ」「食料を持って、二階に行かないと」・・・と必死にアドバイスをおくりますが、体験者は「なんかパニックになってどうしたらいいか分からなかった」と振り返っていました。

いろいろな体験を通して、災害は身近にあるものを再認識しました。

防災(減災)意識をもち、自分の命は、自分で守れる子になってほしいと願っています。