社会科の学習で、金沢ごみ焼却工場へ見学に行きました。

普段、外から見慣れている建物ですが、中がどうなっていて、どのようにしてごみが処分されていくのか興味津々です。

はじめに、スライドを見ながらごみ焼却の流れと現在の横浜市の状況について説明を受けました。各家庭や社会での分別の成果で、ごみの量がだんだん減っていることや最終処分場がこのままではいっぱいになってしまうので、まだまだごみの量を減らす工夫が必要なことなど、衝撃的なお話を伺いました。

「生ごみの水をしっかり切ると、火力の低下も防げるし、灰の量もすくなくなる。」と、具体的に話していただき、大きくうなづく様子も見られました。

全体指導が終わり、いよいよクラスごとに工場見学です。

ごみピットでは、大量のごみが大きなクレーンで持ち上げられて焼却炉に入れられる様子が見られました。各家庭で出す量は少なくても、集まると膨大な量です。

そのごみを24時間休まずに処分し続けます。1年360日(5日間は機械整備のためお休み)モニターで監視しながら、作業します。

焼却したごみの灰から道路の材料となるものを作る様子や、紙のリサイクルに関わる展示も見せていただきました。資料で調べて知っていたことも、実際に目の当たりにしたことでより理解が深まりました。

分別をしっかりする、生ゴミの水をしっかり切るといった当たり前のことを当たりまえにし続けることが、私たちの生活を守ることにつながるのです。