4年生の教室へ行ってみると、子どもたちが本を見ながらカードづくりを行っていました。どんなカードを作っているのか質問をしようとすると、子どもたちの方から話しかけてくれました。それだけ、今の活動に対して真剣に取り組み、楽しんでいることがよく分かりましたが、そのカードは、本の紹介するものでした。自分が読んで楽しかった本を、クラスのみんなに伝えるものでした。題名やあらすじ、どんなところがおもしろい本なのか・・・。たくさんのことがそのカードには書かれていました。

 そして、5年生の教室の廊下を見てみると、同じカードが掲示されていました。どのカードもきれいに作られていました。私も読みながら、「あっ。この本読んでみたいな。」という気持ちになりました。

 国語の学習の中で、読書カードづくりを行います。自分の感じたことを友達と共有したいと思うこと。同じ本を読んだ後に、お互いに感想を交流すること。とても大切なことだと思います。(文:矢吹)