はじめまして

 

 平成27年度も、いよいよ後期になりました。10月13日の始業式には、今年度ノーベル賞を受賞された大村さん、梶田さんの功績を紹介しながら、子ども達に夢を実現するために大切なこととして、つぎのような話をいたしました。

「問題を解決するために、観察したり、実験したり、本などで調べたりして答えが出た時に、『ほんとうに、これでまちがっていないかな?』『なにか、つじつまのあわないところはないかな?』と注意深く振り返ってみることを大切にしてください。算数のお勉強で、計算問題をしていて、たしかめ算をするのは、そういう気持ちを、いつでももってほしいからです。大村さんも梶田さんも、そのようにして今日の栄光を手にされたのです。それから、自分で考えに考え抜いて、この結論でOKと本当に思えたときには、自分の考えに自信をもって、お友達に伝えたり、発表したりするようにしてください。」

 

 保護者の皆様には、後期もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

読書月間

 11月になりました。今月は、読書月間となりますので、2日(月)の朝会では、図書委員会の児童の発表とつながるように、グーテンベルクの印刷術についてお話ししました。

 ルネサンス期に発明された活版印刷は、暗黒の中世という時代に変革をもたらす画期的な技術でした。そして、その技術は改良をかさねつつも、わずか10数年前に使われ続けた息の長いものでした。

 児童に説明するために、ロール紙をくるむ細長いダンボール箱を用いて、活字の見本を作ってみて気が付いたことがあります。

 うかつでしたが、活字の文字は左右反対に浮き彫りにしなければならない!

 そこで、当日は、「自分でやってみて、作ってみて、はじめて実感する」ということで話をまとめることにいたしました。

 今月21日(土)の学習発表会では、体験にもとづいて発表する児童の姿がたくさん見られるものと、大いに期待しています。

 

親子防災教室によせて

 児童の防災意識は、学校・家庭・地域が一体となり、自分の身の周りの身近なものや自然を利用し啓発することで高められるものと思います。

 

 本校の地域コーディネーターの皆様は、これまで「子どもにこそ、いざという時の備えの大切さに気付き、自分の力で危機を切り抜ける力をつけてほしい」との願いのもと、親子防災教室を企画・運営されてきました。

 今年度も10月31日(土)に新たなる企画となる『親子でサバイバルクッキング』という大変興味深い内容を準備し、開催されましたが、ほのぼのとした親子の掛け合いがあり、時間がたつにつれ、グループの一体感ができ、とても有意義な防災研修になったと思います。

 

 当日参加し、受講者として認定証を受け取った児童が、親子防災教室の意義や実践的知識をクラスの友達に伝え、防災意識を全校に広げていってほしいと願っています。

 

 ※なお、本校は、横浜市立小学校校長会より平成27年度防災教育専門研究校の指定を受けています。

 

 

 

 

 

防災教室「サバイバルクッキング」(←資料はこちらをクリック!)

 

人権週間 ~ いじめ防止 をみんなで考えよう 12.17

 

 

 

 12月1日(火)の人権集会の始まりの日にあたって、サッカーの好きな児童も多いことから、昨春、サッカーの試合中に、ダニエウ・アウベスという選手がバナナを投げ入れられ、「アフリカに帰れ」と人種差別を受けたことに端を発する「差別を許さない」運動について講話をいたしました。

 アウベス選手が差別に屈せず、投げられたバナナを食べ、静かに抗議する姿勢をブラジルのジウマ・フセフィ大統領がツイッターで賞賛しています。

ジウマ大統領の述べられた言葉は次のとおりです。

 「ダニエウ・アウベス選手は、スポーツの試合の中で起きた強烈な人種差別行為の非礼に対して、ひとつの形で返答しました。情けないことに、最近スタジアムの中にはびこりつつあるこうした非礼に、彼は毅然とした態度をとりました。」

 これを受けて、ブラジルのネイマール選手をはじめ、日本選手を含む多く選手の間に、バナナを手にして「差別を許さない」ことを訴えるキャンペーンが広がり、それは今も続いています。子ども達に「どのような理由であっても、差別は絶対にいけない」ということを真剣に考えてほしいと思っています。

 また、12月14日の朝会では、「差別を許さない」という啓発活動に賛同するだけで終わらせることなく、自分の周囲を振り返り、学校や学級で、一人一人自分に何ができるかを考えてほしいと訴えました。

 その日は引き続き、児童指導担当の藤原先生と加藤先生のお二人から、自分が自分として生まれてくる確率が奇跡的なほど低い(1/11000の2乗以上)ことを例に挙げて、いのちの大切さについてお話しいただき、「いじめは絶対にやめよう」と、全校児童に伝えていただきました。

 たしかに、そのような奇跡的な確率で生まれてきた一人の子どもが、全校745人ここに集う確率は、計算できないほどの率、天文学的・銀河系を超えるほどになるのでしょうか。

 いのちの大切さを理解することが、いじめ防止の原点だと思います。

 

 

 2015年の締めくくりとして…みんなのことを知るアンケート、初夢、安全な歩道橋の渡り方 12.25

 

 12月25日、明日から冬休みとなりますが、本日の朝会では音楽朝会を兼ね12月の歌「星の世界」をみんなで合唱した後、私の方から二つの話をしました。

 一つは、いじめ防止対策の一環として行った「みんなのことを知るアンケート」に児童全員が真剣に向き合い回答してくれたことです。困りごとのある児童が自分の気持ちをありのまま伝えようと一生懸命書いてくれたこと。友達が困っている様子を知らせて、守ってあげたいという気持ちを表してくれたこと。どちらも勇気のいることだと思います。真剣に向き合ってくれたことに、素直に「ありがとう」と励ましました。そして、これからも、教職員全員が児童の声をしっかり受け止め、児童に寄り添い、迅速な対応をしていきます。

 

 いよいよ年越しも迫ってきました。二つ目は来年がますます良い年となりますように、初夢に良い夢を見る秘訣です。宝船の絵を書いて、枕の下に敷いたり、枕元に置いたりして眠りにつくと、よい初夢をみることができるそうです。ご家庭でも信じていただける方は、ぜひやってみてください。子ども達には、初夢があまり良くなかったときの切り抜け方についても触れて話しましたので、そちらも参考になさってください。

 

 先月のPTA地区懇談会において、国道246号線にかかる歩道橋の安全な渡り方について、地区ごとに話し合っていただきました。校外委員の皆様より、話し合いの内容についてご報告いただきましたので、学校でも安全部や児童指導部を中心に検討し、新年度準備に間に合うよう結論を出したいと考えています。当面は、現行の決まりどおりご家庭でも児童と確認され、歩道橋をご利用ください。

それでは、どうぞ安全に気をつけ、楽しい冬休みをお過ごしください。

 

※現行の決まりは、冬休みの過ごし方末尾に記載していますので、ご確認ください。

 

冬休みの過ごし方(←こちらをクリック!!)

 

 

 

音楽の力 「心の中にきらめいて」 3.7

 

 だれしも、好きな歌や楽曲があると思います。心配ごと、悲しいことがあるときに音楽を聴くと、心が少し楽になります。また、ものごとを前向きに考えることができるようにもなります。

音楽をセラピーのために使う音楽療法というのもあるそうです。

スポーツの世界では、試合の直前に好きな音楽を聴いて、気持ちを高め、自分をべストコンディションにもっていくスポーツ選手もいます。

メッセージ性のある歌詞を含む音楽に感動し、一緒になって自分のできることをやってみようと背中を押してくれることもあります。東日本大震災による災害からの復興のため現地の方々の心に寄り添い、ボランティアとして駆け付けられた方も大勢いっしゃいました。

 音楽の力は、本当に大きいと思います。

 小学校で行う様々な活動の中でも、子ども達が互いを励まし合い、心が一つになれるように、学級、学年、そして全校で合唱、合奏をします。

 2月22日の4年生の2分の1成人式では、「心の中にきらめいて」の合唱、3月3日の6年生の巣立ちの会では、「おもいで」のリコーダー奏がありました。両日とも、子どもの清らかな声と美しい音色に、ご来場の保護者の皆様は、子ども達の成長の喜びをあらためて感じられたことと存じます。

 2分の1成人式で歌われた「心の中にきらめいて」は、2月の音楽朝会で、今月の歌として全校で歌いました。音楽隊を指導されてきた鹿野先生から、「この曲の間奏は、ベートーベンの悲愴という有名なピアノソナタのメロディーを採り入れています。その荘厳な雰囲気を味わいながら歌ってみてください。」と説明があり、全校が一つになった曲でもありました。

 

 3月18日の卒業式では、万感の思いを込め、門出のことばのなかに織り込まれた合唱曲の発表があります。在校生一同、そして教職員がみんなで、6年生の新たな旅立ちを祝福したいと思います。