11月2日(木)に聴覚障害者部門で世界大会「デフリンピック」に出場された、男子400mハードル選手の高田裕士さんと、視覚障害者部門で女子走り幅跳びの選手として、2016年リオパラリンピックに出場し8位入賞、2017年世界パラ陸上では、4m49cmの日本新記録を出し銀メダルを獲得された高田千明さんに学校に来ていただき、4、5、6年生を対象に講演会と陸上体験を行いました。

 講演会では、裕士さんと千明さんの経験談をもとに「夢をもつことの楽しさや、夢に向かって努力することの大切さ」についてのお話がありました。実際に努力し、それを継続して頑張っているお二人の言葉には重みがあり、子どもたちは夢中になって聞いていました。

 講演後は校庭で、4年生を対象に陸上体験を行いました。体験はペアで行い、走る人はアイマスクを付けて走り、走らない人は「絆」という紐で走る人を支える伴走者をしました。子どもたちは実際に体験することで、目が見えない中で走る大変さや怖さを実感し、改めてお二人のすごさも実感していました。子どもたちには、お二人との出会いをきっかけに、今後も夢をもつことの楽しさや努力することの大切さを心にもち続けてほしいなと思います。