R5.7月11日(火)

 みなさんこんにちは。明日から6年生は日光修学旅行に出かけます。そこで6年生にサプライズが起こりました。それは、「行ってらっしゃい!のお見送り」をもらったことです。

 帰りの会が終わり、そろそろさようなら、という時、まずは1年生が6年生の教室にやってきて、「6ねんせいのみなさん、しゅうがくりょこう、いってらっしゃい!!」と声をそろえてお見送りの言葉を伝えました。1年生、ドキドキしていました!「どうしたの?」と、廊下に来た1年生に聞いても「ひみつだからいえない」と緊張した面持ちで答える1年生。6年生を喜ばせたい思いが伝わってきました。「いってきます!ありがとう!」と6年生に返事をもらうと、今度は5年生がやってきました。5年生も6年生に見送りコール!「行ってらっしゃい!!6年生が留守の間、台小はぼくたちにまかせてください!」という、力強いお見送りコールで、6年生からは「お~!」という感嘆の声が漏れていました。5年生が帰った後、6年生はさようならをしました。そして、廊下から階段に差し掛かると、そこには4年生が列を作って待っていました!4年生のお見送りコールは、お見送りロードを作って、昇降口まで「いってらっしゃい!」「きをつけてね!」と6年生に言葉を贈る、というもの。6年生は手を振りながら「ありがとう!」と答えていました。こんな素敵な姿が見られた、修学旅行前日の6年生のお帰りの時間の光景でした。子どもから子どもへ気持ちを送る、そんな温かい時間を創り出している台小の子ども達、本当に素敵です!普段の縦割り活動や、生活科や総合での伝え合いや紹介し合い、分からないことを他の学年に聞く、そんな日常の学習や活動が生み出した子ども達の気持ちと行動だったのではないでしょうか。かかわりを持つことは豊かな心を育てる、そう思った子ども達の姿でした。

 6年生、しあわせですね!普段の6年生のかかわりが、こうした下級生の気持ちをつくっていったのだと思いますよ。元気に、無事に、そして楽しんで修学旅行にいってきてくださいね!