二十四節気の「小暑」が過ぎ、毎日暑い日が続いています。子どもたちはこまめに水分補給をして、熱中症にならないように気をつけて学校生活を送っています。

 校庭のビオトープ(ネイチャーFujimi)はいつも水が流れています。そんな環境を好む植物がいつものように花を咲かせ始めました。みそはぎ&がまです(左の写真)。高く伸びているのが「がま」で、下のほうでピンクの小さい花が縦に長く咲いているのが「みそはぎ」です。みそはぎは、じめじめしたところが大好きなので川原などで見られます。お盆のころに咲くので、地方によっては「盆花」とよんで、墓参りの時にお墓にかざるようです。暮らしの中になくてはならない花というわけです(中の写真)。

 「がま」を図鑑で見ていて新発見をしました。茶色い円筒形は雌花で円筒形の上の角みたいにとんがっているのは雄花です。はじめて知りました。そういえば、がまの花が終わるころ、ふわふわのわた毛になって飛ぶのをよく見ていました。あれは雌花だったのです。毎日新発見があるのは嬉しいことです(右の写真)。

 学校のじめじめして所ならではの花が季節を教えてくれました。