給食が始まって2週目が経過しました。他の学年と同時に給食が始まった1年生は、給食当番をクラス全員が体験しました。白衣のボタンをはめて着ることにも、少しずつ慣れてきました。   

 給食室へパン・ご飯・おかずなどを取りに行くのですが、今年度は2階に教室があるので、2人が息を合わせて「1・2、1・2」と階段を一緒に上ります。決められた場所に食缶を置いて、1人分ずつよそいます。見ていると簡単そうですが、1年生にはまだまだ難しいようです。配る人は遠くの机から順番にトレイにのせた1人分を配ります。全員分配り終えたら、白衣をぬいでたたみます。教えてもらったとおりに白衣を袋に入れてものかけにかけたら、やっと自分の席に座って、「いただきます。」ができます。

 パンの袋を開けて、牛乳のストローの袋を開けて、パンの袋に入れて集めたら、やっと食べられます。献立が毎日変わるので、ご飯と具を混ぜて食べたり、パンをちぎりながら食べたり献立に合った食べ方をします。今年度はまだ出てきていませんが、ジャムやチーズをあけたり、みかんの皮をむいて食べたり、そのつど説明を聞きながら自分でやっていくことになります。

 食べ終わったら牛乳パックをリサイクル用に開かなければなりません。しばらくは6年生が応援に来てくれるので、助けてもらいながら一つずつ自分でできるようにがんばります。

 この2週間で1年生は、給食時間に自分がやるべきことをだいたい理解できたようで、できるところから進んでやれるようになっています。まさに毎日の積み重ねの力は大きいなと思います。