「つくろう明日 わたしはチャレンジャー」

○自ら考え、よりよく解決する力を育みます。(知)

○自分を大切にし、人を思いやる心を育みます。(徳)

○豊かな体験を通して、健やかな心と体を育みます。(体・徳)

○つながりを大切にし、よりよく生きようとする力を育みます。(公)

○コミュニケーションを通して互いの違いを理解し、ともに生きていく力を育みます。(開)

《中期取組目標》

〇学校教育目標の実現を目指して、活力と魅力にあふれた学校づくりをします。                ・一人ひとりの子どもが、学習の楽しさを実感できる授業づくりを推進し、学力向上を目指します。      ・人間関係のつくり方を学ぶことを通して、個々の違いを認めともに学び合う風土づくりを行います。       ・保護者、地域との連携、協働の中で、豊かな心を育てます。                       ・健康教育と食育の充実を図り、健康でたくましい体を育てます。                      ・教職員が相互に啓発、連携する活気にあふれた学校運営を行います。また学校として組織的対応を行い、子どもを育てます。
 
《荏田小の地の利の豊かさ》
◎ 緑いっぱいで田園風景の広がる自然環境の豊かさ
◎ まちの子どもを慈しみ愛おしむ人的環境の豊かさ
◎ 荏田の歴史的文化的価値など社会的環境の豊かさ
荏田小の教育は、これら豊かな教育的環境を効果的に活用した“人づくり”(人間形成)である。
 

《荏田小の特色ある学び》
◎ 米づくりなど豊かな生産栽培活動による学び
◎ 縦割り集団を中心としたお祭りなど豊かななかよし活動による学び
◎ 地域の方々との昔遊び体験など豊かなふれあい活動による学び
これらの荏田小の特色を生かし、荏田小の豊かな学びを形成する。
生きる力                                                                                                                                                       ◎基礎・基本を確実に身に付け、いかに社会が変化しようと、自ら学び、自ら考え、
主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力                                                                          ◎自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性                             ◎たくましく生きるための健康や体力などの育成のために、各教科、道徳や特別活動などの基礎的基本的な内容を確実に身に付け、確かな学力の向上を図るとともに、自然体験やふれあい体験などの豊かな体験に基づく荏田小独自の特色をふんだんにいかした学び(知の総合化)を展開する。
横浜教育ビジョンで示された学校教育において身に付ける力は、次の三つである。
◇学ぶ楽しさと創り出す喜びを原動力に、夢や希望に向けて努力する力
◇お互いの違いを認識したうえで、協働・共生する力
◇進取の精神と多様性を認める柔軟さをもち、変化する社会を生き抜く力
これらをもとに、荏田小として取り組む重点的課題[教育活動の指導の重点]は次の通りである。

 《豊かな心の育成》
◇「道徳の時間」の充実 ◇体験活動の重視 ◇人権週間の効果的な取り組み
子どもたちの社会的自立の基礎を培うために、豊かな心の育成が重視されている。多くの人
々や豊かな自然との出会いやかかわりを大切にした荏田小独自のふれあい体験をもとに、これ
ら多様な体験を通して、美しいものや自然に感動する心など柔らかな感性や生命を大切にする
心、他人を思いやる心や自立心・我慢する心・責任感、及び他者との共生など、保護者・地域
との連携・協働の中で、豊かな心の育成を目指す。
また、道徳教育の充実を図るとともに、人権尊重の教育推進の観点から、自他の生命を尊重し、
自分の大切さや他の人の心の痛みがわかる確かな人権感覚や人権意識を育てる。
〈健康でたくましい体の育成〉
◇継続的な取り組みの中での体力向上 ◇食教育の推進
運動やスポーツに親しみ、体力向上を図りながら、自律的な健康管理能力の育成が重視され
ている。平成16・17・18年度の3年間、横浜市教育委員会の研究指定を受け、体力向上
推進事業に取り組んだことで、新体力テストでは、全国レベル以上の数値をしめすテスト項目
もあり、十分な成果として表れた。これを契機として、健康教育や食教育の充実を図りながら、
体力づくり運動(全校規模で行う長縄大会や同じく持久走大会など)をさらに向上発展させ、
健康でたくましい体の育成を目指す。また、今日的な課題である食教育については、「食育推
進計画」に基づき、組織的、計画的な取り組みを通して、健康や食生活にかかわる能力を育て
る。

《国語力及び学習の基礎的能力の育成》
◇言語活動(「漢字の読み書き」、「音読や暗唱」、「対話」、「発表」、「記録」、「要約」、
「説明」、「論述」など)の充実
◇全教科などにおける「聞く」、「話す」、「書く」、指導の定着化
学習の基盤となる基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得と、それを活用し、思考力や判
断力・表現力をなどの育成が重視されている。平成17・18年度、国語科の授業を通して、
コミュニケーション能力の向上をはじめ、「相手の気持ちを受け止める力」や「自分の思いを
伝える力」の向上が図れるよう授業改善に努め、国語力及び学習の基礎的能力の育成を図って
きた。全教科、領域などにおける計画的な指導と人とのふれあい活動などによる人間関係力の
向上と併せ、国語力及び学習の基礎的能力の育成を目指す。
〈コミュニケーション能力の育成〉
◇心豊かな人間関係づくり ◇社会的スキルの育成 ◇外国語活動の推進
自分自身や友達との良好な関係や集団への積極的なかかわりをつくり出すために必要な基
本的スキル、いわゆる社会的スキルの育成が重視されている。社会的スキルを育成するために
は、意思決定力や問題解決力、コミュニケーション能力や自己開示力、質問する力や聴く力を
身に付けていくことが重要である。全教科などにおける意図的・計画的な指導と異学年(縦割
り集団)によるなかよし活動、或いは人とのふれあい活動の中で、人と人との深い関わり方(コ
ミュニケーション能力の向上)を身に付けることができるよう、つまり個に応じた人間関係力
の育成を目指す。

《情報社会を生き抜く能力の育成》
◇情報活用能力の育成 ◇情報モラル・マナーの育成
情報社会を主体的に生き抜いていくために必要な能力の育成が重視されている。情報教育で
は、単にITの操作技術ではなく、情報を活用する力の習得を目指している。また、様々な情
報ツールを正しいモラルのもとで活用し、自ら情報の内容を見極め、責任をもって収集・選択
・発信・管理できることも大切である。溢れる情報の中で、どれが正しくて、どれが正しくな
いのか、また、自分の必要なのはその中のどの情報なのか、どのメディアを使えば効率よく必
要な情報を入手できるのか、それらの情報を自分の役に立たせるためにはどのように整理して
おけばいいのか、どのように相手に伝えればうまくつたえられるのか、などについて学んでい
く情報教育のねらいに基づき、主体的に生き抜く能力の育成を目指す。
〈社会の変化に対応する能力の育成〉
◇環境教育の充実 ◇安全教育(防犯・防災)の充実 ◇福祉教育の充実
社会の変化に応じて必要となる知識・技能を習得し、それを実際の生活や学習において活用
する力の育成が重視されている。また、環境教育、キャリア教育、食教育、安全教育(防犯・
防災)、ものづくり、福祉教育などは、今日的な教育課題である。
米づくりなど荏田小の豊かな生産栽培活動や縦割り集団による豊かななかよし活動、昔遊び
体験など地域の人との豊かなふれあい活動など、人々との交流を通して、社会の変化に対応で
きる能力育成を目指す。