校名の由来 

 

瀬谷区阿久和町一帯は,古くより豊富な水に恵まれた豊かな地であった。地内の鎮守熊野神社は,安和元年(963年)の創建といわれるが,本拠の熊野神社は皇室の信仰厚く,この時代学問の造形深い歌人が熊野神社を奉戴して都よりこの地に荘園主として下向し,学問的かつ芸術的見地より「阿久和」と名づけたものと考えられる。
阿久和の「阿」は五十音の頭文字であり,物事の始めという意である。「久」は幾久しくの意あり,「和」は平和の和,和合の和である。昔の歌人の好んで使った文字である。この三文字を要約すれば,幾久しく平和の郷といえよう。
(引用・瀬谷区の歴史~生活編)
阿久和町には阿久和を称する学校がないので,地名を校名に残したいという住民の願いで阿久和小学校とした。昭和57年4月1日の開校である。