会長あいさつ

                「言葉の宝箱」

                                                  横浜市小学校国語 研究会
                                                     会長 谷 口 孝 雄

この2 年、コロナ禍の影響で、どのようにしたら研究会が実施できるのか、会員のみなさまと創意工夫を重ねてまいりました。 現在は、大きな制限は解除となりましたが、まだまだ、先が見通せたわけではありません。そのような状況が続くなかでも、この研究会が、教師としての力を高めることのできる場として、また、会員と会員をつなぎ、共に学び、語り合える場としてあり続けることが大切であると考えております。感染症対策が続く状況下ではありますが、研究会会員の皆様と、さらに研究の歩みを進め、研究主題の実現に向かってまいりたいと思います。国語の教科書には、「言葉の宝箱」のページが設けられています。「言葉の宝箱」には、発達段階に応じた「大切な言葉」が 数多く提示され、 言葉との出会いの場 にもなっています。使える言葉の量を増やすだけでなく、語を適切に使いこなす力、語を選んだり、言葉について考えたり、思考や読解などに生かしていくといっ た質的な力が必要とされています。そうした力は 学習だけでなく、日常生活の コミュニケーションを通して も 培われていきます。その中で、子どもたちが、自分の話している言葉に関心をもち、日常の言葉づかいを大切にしようする気持ちを育てて行かなければなりません。大事なことは“相手の気持ち”を考えることです。相手のことを考えた「適切な言葉」を自然に交わすことができるようになれば、相手への気配りや思いやりの心が芽生え、その繰り返しの中で,温かい人間関係が築かれていくものと思います。言葉が引き起こす感情に気付き、やさしい言葉を 進んで使う雰囲気が作れるように、「やさしい言葉」の上手な使い手を増やしていかなければなりません。一人ひとりが自分らしさを発揮し、また互いのよさをひびかせ、高め合いながら、心豊かに成長してほしいと願っています。本研究会の活動につきましては、各区の国語研究会を代表する先生方、また、横浜市教育委員会をはじめとした講師の皆様に 、様々な場面でご協力をいただいておりますことを、あらためて感謝申し上げます。横浜市小学校国語教育研究会の礎を築いてくださった歴代会長をはじめ 、 会の発展にご尽力された皆様に 敬意を表し、会員の皆様との つながりを大切にして実践研究をすすめてまいります。 どうぞ よろしくお願いいたします 。

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