学年
1年
教科等 学級指導 実施時期 1月
単元・活動名

 みんなでつかうみんなのパソコン

事前の準備
・ ソフトウエアが起動するかどうかあらかじめ確認しておく。
・ PC教室での学習時間を有効に使えるように、児童の座席はあらかじめ決めておく。
学習のねらい  学校でパソコンを使う時の約束について正しく理解し、マナーやルールを守りながらパソコンを活用することができるようにする。
授業の流れ

1 本時の活動について知る。
2 パソコンを使った経験を子どもに聞き、そのとき感じたことを発言させる。
3 学校でパソコンやPC教室を使う時の約束についての話を聞く。
4 実際に操作し、お絵かきなどをさせてみる。
5 学習のまとめをする。

本事例について パソコンはとても便利な道具ですが、みんなが楽しく利用するためには、守らなければならないルールがあることを、認識させることが大切です。多くの教科で、パソコンが利用できるように共通に進めることが必要です。

 

学年
2年
教科等
国語   
実施時期
11月
単元・活動名

 お手紙

事前の準備
作者自身が描いた挿絵は、場面ごとに二人の気持ちや様子をとらえる手がかりとなるので、OHCなどで拡大して提示することができるようにしておく。
学習のねらい  人とのコミュニケーションには、相手の気持ちや立場を考えることができるようにする。
授業の流れ 1 あらすじをとらえ、学習の見通しをもつ。
2 場面分けをして、学習の計画を立てる。
3 場面ごとに、がまくんとかえるくんの様子や、二人の気持ちについて読み取る。
4 自分たちも友だちに手紙を書き、もらったときの気持ちを話し合う。
5 学習のまとめをする。  
本事例について この作品には、がまくんを思うかえるくんのさりげないやさしさと、一通の手紙を通して心が触れ合った二人のほのぼのとした友情が描かれています。読み取ったことをもとにして、自分たちでも実際に手紙を書いたり、受け取ったりすることによって、さらに理解が深まるものと考えられます。

 

学年
3年
教科等 総合的な学習の時間 実施時期 12月
単元・活動名

 「著作権てなぁに」

事前の準備
 http://deneb.nime.ac.jp/contents/school_child/のコンテンツを確認する。
学習のねらい  著作権という言葉の意味を理解して、友だちや他の人のつくったも のを大切に考えることができるようにする
授業の流れ 1 コンテンツ『それは、ぼくの作品?』を途中まで視聴する
2 他人の作品に名前を書くことに対して、感想をきく。
3 何が問題か、焦点化していく。
4 「著作権」の意味を知らせる。
5 著作権のことに気をつけなくてはいけない場面と対象になるものを考え、話し合う。
6 だれかの作ったものを使いたいときにはどうしたらいいか話し合う。
本事例について  著作権という、著作物に発生する「権利」をわかりやすく、発達段階に応じて指導することが大切です。身近な子どもたちの作品をもとに、他人に複製されたときの思いなどを話しあうことで、その重要性に気づくようにするとよい。

 

学年
4年
教科等 学級活動 実施時期 1月
単元・活動名

 掲示板やチャットのルールを守ろう

事前の準備
ジャストスマイル(つたわるねっと)
学習のねらい  掲示板やチャットを安全に楽しく利用するときの約束を知る
授業の流れ

1 掲示板やチャットについて知っていることを話 し合う。
 ・知らない人との掲示板やチャットでの会話の仕方を話し合う。

 ・知っている人との掲示板やチャットでの会話の仕方を話し合う。

2 これまでの話し合いから、掲示板やチャットの良いところや気をつけなければいけないことを話し合
  う。
3 実際にクラスで掲示板やチャットをして便利さや楽しさを知る。 

本事例について 顔が見える相手とのコミュニケーション(会話)と、 掲示板やチャットでのコミュニケーション(文字情報)とでは、伝わり方に違いがあります。各自の経験について話し合ったり、具体的な体験をしたりすることによって、どのような点に気をつければ、見えない相手に対してもきちんと気持ちを伝えることができるのかについて考えます。

 

学年
5年
教科等 総合的な学習の時間 実施時期 6月
単元・活動名

 Web ページで発信する情報

事前の準備
(HTML化するためのプレゼンテーション)
学習のねらい  Web ページで発信するのに適切な内容であるかを考え、内容を選んで発信することができる。
授業の流れ  ○グループごとにまとめたプレゼンテーションをHTML 保存して、Web ページにして発信しよう。

1 そのまま変換して発信してもよいか考える。
2 個人情報をWeb ページに掲載したときの影響について話し合う。
3 Web ページにして発信するときの注意点を考え、手直しする計画を立てる。  

本事例について Webページで発信した情報は、 世界中の誰でも見ることができるとともに、一度発信してしまうと完全に消去することは不可能で、どのように利用されるか分かりません。情報社会の光と影について意識し、個人情報については慎重に取り扱うことが大切です。

 

学年
6年
教科等 総合的な学習の時間 実施時期 5月
単元・活動名

 「こんなWebサイトに気をつけて」

事前の準備
 ネット社会の歩き方(http://www.cec.or.jp/net-walk/uidx/index.html)
学習のねらい  得をする情報やサービス、ものが無料で手軽に入手できるうらに、 その代償があることを知り、適切な対応がとれる判断力を養う。
授業の流れ ★悪意をもった人や業者の手口を考える
 ・街角やお店での会員募集
 ・アンケートに答えるだけと思ってしまう例
 ・ 電話での誘いで断れなくなった
 ・ ただだと思っていたら料金を請求された
★インターネット上でも悪意をもった人やサイトが存在するのか考えよう
  ・グループになり、学習モジュールを一 斉視聴する
   @主人公はどの場面で罠にはまったのか
   Aどうして罠にはまったのか の2つについて、グループで話し合いワークシートに記入する。
本事例について インターネットには危険な情報も含まれていることを知り、そのような情報に接しない方法や、万一そのような情報に出会った際の適切な対処の方法について学びます。 

 

学年
中1年
教科等 総合的な学習の時間 実施時期 5月
単元・活動名

 個人情報と人権尊重を考えよう。

事前の準備
 掲示板での書き込み例を用意する。また、関連の事例を用意しておく。
学習のねらい   Webページに他人の名前や悪口を書いてしまうことで、どのような問題になる可能性があるかを考えることができる。
授業の流れ

1 Webページにある掲示板の書き込み例を見て、感じたことをグループで話し合う。
2 問題と感じた表現は無いか聞き、グループ毎に発表してもらう。
3 掲示板の特徴を話し合い、発表する。
4 Web上の書き込みは、世界中から閲覧できること、書き込んだことは、完全には消せないことなど
   を実際の事例をもとに説明する。
5 掲示板を利用する上で、気をつけなければならないことを話し合い、まとめる。

本事例について  ケータイを所持する割合も多くなる中学生。発信者としての自覚と責任、行動が大人同様に求められる情報社会での在り方を一人ひとりに考えさせることが重要です。顔が見えないからこそ、相手を思いやることが必要であり、すぎた発言は時に法に触れることになることもあります。発信記録から、発信者を特定できることが、情報社会の特性であることにも触れながら、子どもたちに自覚をもたせることが必要です。

 

学年
中2年
教科等 国語 実施時期 10月
単元・活動名

 著作権と表現・発信について考えよう。

事前の準備
 著作権を理解するための、Webコンテンツを登録しておく。
学習のねらい  著作権についての理解を深め、他人の著作物の引用やインターネットを通して情報を収集し、活用する際には、一定のルールを守らなければならないことを理解する。
授業の流れ

1 インターネットを使った情報収集を振り返る
2 自分たちが作成した新聞やプレゼンテーションについ て、著作権を意識し、適切な利用を行った  か振り返る。
3 引用と著作権について、コンテンツを視聴する。
4 情報活用と引用について、各自どこに課題があったか、グループで話し合い、発表する。
5 著作権と引用についてまとめる。

本事例について  インターネットの普及で、誰もが簡単に、多様な情報を収集することができるようになりました。また、それらをもとに、情報を加工し、発信することも容易な社会で、他人の著作物を勝手に複製し、発信(発表)することは著作者の権利を侵すことになることを理解し、適切に情報を扱えるようにする。

 

学年
中3年
教科等 技術・家庭科 実施時期 4月
単元・活動名

 情報社会の光と影を見つめよう。

事前の準備
 有害情報をもとにした事件・事故例をコンテンツとして用意しておく。
学習のねらい  情報社会には多くの情報があふれ、有害な情報も多く存在することを理解し、情報の取捨選択をするとともに、危険な情報やサイトを利用することがないようにする。
授業の流れ

1 出会い系サイトを発端にした事件統計を見て、感想を話し合う。
2 中学生・高校生が使う、プロフや掲示板での使用経験をもとに、どのような問題が考えられるか
  グループ毎に話し合い、発表する。
3 プロフや掲示板で書き込んだ情報が、第三者に悪用される可能性があることを知らせる。
4 個人情報を簡単に書き込んだり、有害なサイトへアクセスしないなど、情報社会の影の部分を知り
   安全に情報を利用できるようにすることが大切であることに気づかせる。

本事例について  ケータイやPCなど、自分から積極的に利用する中で、情報の取捨選択を適切に行い、有害情報やサイトによる被害を、現実の問題として捉え、被害者または加害者とならないようにすることが大切です。